ペペ声

セルフdis用

ママへ

気持ちの整理なんてつかないけど、ママのノートに書いてあったように、心の中の言葉を形にして、文章にしてみるね。

ママは機械が苦手だったけど、届くかな?届くよね。私にはこっちの方が慣れてるから、許してね。



あんまりに突然だったね。だってその瞬間まで話してたじゃん。覚えてないくらいに日常の会話。いつものソファとテーブル。身体がだるいって言いながら作ってくれたご飯。ラインの質問に対して、もっと優しく教えてあげてればよかった。いつもいつもの反抗的な態度でごめんね。すぐに理解して動けなくてごめんなさい。ねえ最後に、最後まで、きっと私たちのこと考えてたよね。最後の力でまで、私たちのこと守ろうとしてくれてたよね。生きようとしてくれてたよね。

理解とか納得とか、できるわけなくて、それは今もで、だって90まで生きるって当然に言ってたでしょ。ママが言うならそうだって、不思議なくらい疑わなかった。ずっとずっと一緒にいると思ってた。ママがついた唯一の嘘だったね。

二人も娘がいて、一人でずっと守って、大変だったよね。なのに甘やかしすぎなんだよ。料理だってしたことないし、洗濯機なんて触ったことない、家のどこになにがあるかもわかんない。こんな状態の二人を置いていくってどうなの?なにもできないよ?

ママの料理が食べたい。
洗濯の仕方も教えてほしい。
だけどわからないながらにね、しょうこちゃんと二人で頑張ってるよ。私たち料理のセンスはあるみたい。毎日美味しいもの、ちゃんと作ってる。びっくりでしょ?ママにも食べさせてあげたい。料理するのは楽しいね。一緒にやりたかったな。
洗濯は、まあ失敗もあるけど…少しずつ覚えていくよ。
だからおうちのことは大丈夫。安心してね。
ただママにお願い。しょうこちゃんのことを褒めてあげて。よく頑張ったねって言ってあげて。抱き締めてあげて。ママが思ってもみてないくらいに立派だったんだよ。私なんてしょうこちゃんの後ろにいるしかできなかった。何もできなかった。
私のことはしょうこちゃんが守ってくれてる。頑張ろうって、大丈夫だよって、明るい方に引っ張ってくれる。でも、だから、しょうこちゃんを守って。お願い。心が折れてしまわないように、悪いことが起こらないように、しょうこちゃんを守ってあげて。お願い。


長い間、私の21年の今までの人生のすべての間、守っていてくれてありがとう。愛してくれてありがとう。ママが愛は無限だって教えてくれたから、ママからの愛をまだずっと、これからもずっと感じていられる。
ママは愛に生きた人だから、宇宙や神様に寄り添って、人のために生きてきた人だから、なんだか身体から解放されたんだなって感じてしまうの。私たちのいるここよりももっと高い次元に、アセンションしたんだって、そうとしか考えられなくて、だってママが消えてしまうなんてあり得ないでしょ?呼んだら気持ちが聴こえるし、どこにいてもママを感じてて、今でもずっと守られてて愛されてるってわかる。ここにいるのを感じる。今まで物体としていたけど、世界になったような、こんなこと人にいったら笑われちゃうかな。でも、スピリチュアルなことを生まれてからずっと教えてくれてたから、すっと受け取れるんだ。わからない人にはわからなくてもいいけど、私たちにはわかるんだから。

大丈夫だよ。ママのことが誇りなの。こんな立派な人他にいないってみんなが言うの。私もしょうこちゃんもそう思ってるの。

おばあちゃんも、ママも、しょうこちゃんも、みんなすごく強く生きてるのを知ってるから。すっと姿勢伸ばして、エネルギーがあって、大事なもののためならものすごいパワーがあること知ってるから。ずっと見てきたから。私だって大丈夫だよ。強くいれる。そうやって育ててもらった。強くいられるのは私たちの財産。ママから貰ったもの。

もう嫌だって思うこともあるし、どうしようもなく悲しくて寂しいときもあるけど、私たち二人でならちゃんと生きていける。ママが生きていけるまでにしてくれた。

ありがとう。
愛しているよ。ずっと大好き。
もうそれだけなの。

口で伝えたことは無かったけど、伝わってるよね?

ママは私の文章たくさん褒めてくれたね。こうやって気持ちを文にするのはママ譲りだったんだね。


電波に、波動にのって、ママに伝わるように。